米ＥＣ大手アマゾンが、10月にも9インチのタブレット端末機の発売を計画していることがわかった。各社が参戦し激しい戦いが繰り広げられるタブレット端末市場で、首位を走るライバルのアップルのｉＰａｄを意識したものだと思われる。
米ウォールストリートジャーナルによると、アップルのタブレットｉＰａｄを意識したものと見られ、アンドロイドのプラットフォーム上で展開されるという。
米調査会社ＩＤＣのレポートでは、電子書籍リーダー市場で、アマゾンのキンドルはＮＯＯＫに首位を明け渡すなど、ここにきて先行きに不安も出てきている。タッチパネルでもなく電子書籍という機能に特化した割には価格が高い、との声も多かったキンドル。発売台数は公表していないものの、市場ではｉＰａｄの強さが際立ってきている。
アマゾンとしてはプラットフォームを握ることで、今後の商機が広がることは間違いなく、競合機発売でタブレット端末市場でアップルからシェアを奪い取ることのメリットは大きい。
ジェフ・ベゾスＣＥＯ
