米インターネット検索グーグルが、人々の認知や記憶行動に影響を与えているという研究結果が、米サイエンス誌で紹介されている。
これは、米コロンビア大のベッツィー・スパロウ氏らの研究班が、それを確かめるために4つの実験を実施した。
結論は、指を動かしてキーボードを操作するだけで物事を知ることができるようになると、物事の記憶そのものは強い動機をなくして曖昧になるという。
その代わりに、その情報を再現するためには、どこに行けば可能かということや、どこに行けば情報が得られるかということに記憶の意識が向けられるということが導き出された。