関西電力が大飯原発1号機を停止

 関西電力は16日、福井県の大飯原発1号機が蓄圧タンクの圧力が下がるトラブルで、原子炉を手動停止すると発表した。

 蓄圧タンクの圧力計は、通常4.60MPaのところ、保安規定の制限値4.04MPaを下回り、3.65MPaにまで低下していることが確認されたという。現在は、4.08MPaで安定的に推移しているという。

 福井県内の原子炉13基中6基が現在は検査などで停止。大飯原発がさらに停止することによって、出力117.5万キロワットの供給が減少することになり、さらに電力供給がひっ迫する可能性も出てくる。

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