米国がデフォルト回避に最後の手、後の策はなし

 米国の法定債務上限(14兆2940億ドル)に到達する期限が8月2日に迫っている問題で、財務省は15日、デフォルト回避のため、EFS(Exchange Stabilization Fund 為替安定基金)の資金を財務省証券で運用することを停止した。これで、当面の借入は可能となる。

 発表によると、ジェフリー・ゴールドスタイン金融担当次官は「国家を維持するために利用可能な措置の最後の再投資を停止する。国の債務のデフォルトを防ぐために、議会は債務の上限を上げる必要がある」とした。

 この緊急措置によって、財務省証券の発行残高が230億ドル目減りすることになり、その分だけ新たな借り入れが可能になるという。

 野党の共和党は、政府が安易な増税に走ることを危惧して反対しており、話し合いは平行線をたどったまま。最悪は、米国経済がデフォルトということにもなりかねない。

 米国はすでに5月中に債務残高がリミットに到達しており、財務省はすでに3つの同省証券を停止している。EFSは言わば最後の緊急手段となる。
1 州や地方政府のSLGS財務相証券の発行停止
2 公務員退職と障害者基金の債権発行の停止
3 政府証券投資ファンドの再投資を停止


米財務省

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