福岡市は19日、総務省から出向を受け入れた臼井智彦氏を、屋台課長に任命した。
臼井氏は、総務省自治行政局選挙部選挙課調査係長から、この日付けで課長級待遇として総務企画局企画調整部に配属となった。観光資源のさらなる発展を目指して、まったく先入観のない新たな視点を活かすことを期待される形での大抜擢となった。
福岡市には全国の屋台の4割があるという。ただし、事情をよく知る人物によると、「一代限り」という暗黙の業界ルールが、首を締めているのだという。
そのため、運営者は高齢化し、ルールで後継を禁止されているために、近年は数が減少しているのだという。
高島市長は以前に自身のツイッターで「私はこれらの課題を克服しながら、屋台を福岡の街に残すべきだと思います」と発言していた。この人事は、まずはその政策の最初の一歩となる。