アップル株はまだ30%以上の上昇余地あり

 今週発表した決算が好結果だった米アップルの投資判断が、目標株価が500ドル以上への修正が相次いでいる。

 第2四半期の好決算を受けて株価も上昇し、株価は386.90ドル(20日終値)になった。スマートフォンのiPhone、タブレットのiPadもともに前年同期比2倍以上の売上になるという驚異的な成長を見せた。

 まず、JPモルガンは「パーティーは今、始まったばかりだ」として、目標株価を450ドルから525ドルにまで引き上げている。

 また、米著名投資家ジム・クレイマー氏も400ドルの目標を500ドルに引き上げた。成長の持続はまだ当面は終わりそうにないとのことだが、同社は76億ドル(約6000億円)という巨額のキャッシュ、さらに無借金という超優良企業としても知られる。CNBCの番組「マッド・マネー」に出演し「M&Aはないだろう。そうすれば近く配当を出す可能性の方が高いと考える」と、株主への還元の可能性を口にした。

 さらに、資本主義経済の見本のような企業だとして、アメリカ合衆国を指すUSAとは「United States of Aplle」だと話すなど手放しで絶賛している。

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