九電が玄界原発データミスで再稼働遅れも

 九州電力は22日、玄海原発(佐賀県)3号機の耐震安全性評価のデータに3カ所のミスがあったと発表した。これによって、ストレステスト実施が遅れることは確実となった。

 同社は、耐震安全性評価を行い、玄海3号機のデータ(中間報告)を提出。その後の再評価を行い国に再提出したところ、国から、原子炉建屋、原子炉補助建屋の地震応答解析での入力データに一部誤りの可能性があると指摘があったという。

 確認したところ3カ所のミスが確認されたという。このデータが再稼働の前提となるストレステストで使用されるために、このミスの修正のためにスケジュールが遅れることは確実となった。

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