ポールソン氏ら大物が大口献金

 米連邦債務の上限引き上げ問題で、オバマ大統領、与党民主党と戦う野党共和党のジョン・ベイナー下院議長。大口の献金元には、ヘッジファンド界の帝王ジョン・ポールソン氏率いるポールソン&カンパニーが6万1000ドル(約476万円)、あるいはムーア・キャピタル(5万3000ドル)などが名を連ねているという。

 ブルームバーグによると、ベイナー下院議長の大口献金元にはポールソン&カンパニー、ルイス・ベーコン氏率いるムーアキャピタルなどいくつかのヘッジファンド会社が入っているという。

 オバマ大統領は当初からヘッジファンドマネージャーを敵視、富裕層減税の打ち切り論者でもある。また、金融規制を強める動きも警戒しておかなくてはならない。もちろん、すべてのファンドマネージャーがそうだとは限らず、民主党支持者もいる。

 来年の大統領選再選を目指す大統領は8月2日までに何とか事態を収拾したいがまとまらないためか、共和党議員が富裕層減税打ち切りに反対していることを非難している。

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