ボールプールは、「感覚」を磨く「泉」である
小さな子どもたちが大喜びで遊んでいます。
経験した人なら分かるはずですが、あれは何とも不思議な世界。
からだが浮いている感じや、泳いでいるような気分・・・そして、何かに抱かれているような錯覚さえ感じてしまいます。
実は、手足をはじめからだの隅々がボールに触れることで、感覚の一部である「触覚」が刺激されているのです。
実は、感覚統合療法の有効な治療アイテムとして、このボールプールが日本はもちろん世界中の病院や施設でも使われているのです。
実は別のリスクも高いボールプール
子どもたちの脳は「感覚刺激なしでは成長発達はありえない」とされているので、感覚への心地よい刺激になるボールプールはまさに効果的。
しかし、そこには別の問題も潜んでいます。多くの施設に設置されているボールプールでは、管理が隅々まで行き届かないことから、衛生面で2つの大きなリスクがあります。
2番目は、大人に比べて子どもたちは唾液や嘔吐、あるいは排泄物などに鈍感です。さらに、お菓子などの食品を内部に持ち込み、それが残されて腐敗する可能性もあります。
内部をクリーニングするため全部のボールを取り出すと、プールの底には様々なモノが見つかる、というエピソードも聞きます。
安全性が高いのはわが家の「ボールプール」
当然「15分000円、30分000円」といった使用料も発生するので、心理的に「好きなだけ楽しむ」というわけにもいきません。
といってもおもちゃの量販店などで販売されているものは、ほとんどが中国などからの輸入品。機材としての安全性や、使用されている塗料などが不安です。
創業118年の企業が作った「国産」のボールプール
ところが、おそらく日本ではほとんど唯一といっていい、国産の木製家庭用ボールプールがまもなく発売されます。製造するのは、かつて昭和天皇から侍従が差遣わされたという創業118年の名門企業・都村製作所。
これなら、自宅で思いっきり、好きなだけ子どもたちを遊ばせられるので、感覚への心地よい刺激を与えられそうです。
子どもたちを安心して遊ばせられる国産のボールプール。子どもたちが楽しく感覚刺激できる効果的な「知育」アイテムは、今後大いに注目されそうです。