九州電力3回の説明会で社員ら450人招集

 九州電力は29日、原子力発電に関する住民説明会の動員や質問の呼びかけについて調査結果を経産省に報告し、3回分の説明会に約450人が参加し、社長ら経営陣も状況の報告を受けていたことがわかった。

 平成17年 96人 玄界町 プルサーマルについて
 同22年  337人 川内市 経産省主催の原発立地について
 同23年  21人 非公開 プルサーマルなどについて

 平成17年の玄海町で行われたプルサーマルについてのシンポジウムで、社内や協力会社、合計約2500人に広報などの課長を通じて、出席や質問を依頼したという。

 昨年5月に鹿児島県川内市で行われた川内原発の立地に関するヒアリングは、社員、協力会社から337人が参加した。全参加者約900人のうち3分の1以上を占めていたことになる。

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