EUの欧州銀行監督機構(EBA)は、年俸が100万ユーロ(約1億1000万円)以上の従業員の数を調査のために各銀行に提出させると28日発表した。
この調査の目的は、過剰なリスクを取って金融機関が破たんしたり、法律違反を犯したりした点を重視しており、規則に基づいて、仕事内容や報酬体系などを収集して細かく分析していくことにある。
EU内では2010年から、100万ユーロ以上の年俸の金融関係者には、報酬に関する情報の公開義務が課せられるようになった。
また分析した情報はEBAが、後日発表することになりそうだ。