バイオ関連企業「林原」(本社岡山市)のスポンサーに長瀬産業が決まった見込みだと、の報道で、同社は「当社が発表したものではありません」とした。
報道では、最終入札が7月に行われ、長瀬産業は、韓国企業、プライベートエクイティ(PE)などに競り勝って権利を得たという。買収金額は800億円規模とされている。
林原の負債は約1300億円。ただ、トレハロース技術は国際的にもひじょうに評価が高く、PE、海外勢も参戦して評価額はどんどん釣りあがったという。
長瀬産業(本社大阪市)は、染料・合成樹脂等の化学品専門商社の首位、時価総額は1355億円。
長瀬産業は報道に対して「本日、一部報道機関におきまして当社が企業再建を支援するスポンサーに内定したかのような報道がなされましたが、これは当社が発表したものではありません」としている。