「政商」と言われた孫正義氏が反論

 「政商」と言われたことに対して、ソフトバンクの孫正義氏が5日、BLOGOSの中で討論「トコトン議論」を行い、討論相手のグロービス堀義人代表が「政商を撤回して謝ります」とし、孫氏は「それだけでも来た甲斐があった」と話した。

 3時間以上に及ぶ討論で、しかも司会者がいないために、議論がかみ合わない部分も多くあったものの、孫氏が終始圧倒する展開だった。

 孫氏が日本の原発政策を批判しておきながら、韓国の原発政策を評価したとする報道については、一人の記者が書いただけで事実ではないと説明。

 また、電力買い取りについても、「なぜ自由化しないのか」と問われ、孫氏は「商社にあなた方は国外ではやっているのに、どうして日本ではやらないんですか、と聞きました。すると法律がない、というのが現実なんですよ」と答えた。

 その上で価格固定についても「特定の会社がボロ儲けにならないように、価格は見直していけばいい。市場を見ながらコントロールしていけばいい」とした。

 まず事業として成り立たたせなければ、誰も手を挙げないためで、まずは利益が出るように買い取ることが大事だとした。

 また、ソフトバンクでは、オフィス部門の30%節電を行うために、ピークアワーにPCの電源を落として、蓄電しているアイパッドを使用していることを明かした。

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