安愚楽牧場が民事再生法の適用を申請し倒産

 安愚楽牧場(本社・栃木県)が、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと、東京商工リサーチが10日発表した。負債額は約619億円で、栃木県内の企業では過去最大の倒産になるという。

 和牛オーナー制度(繁殖牛のオーナーを募集し、生まれた仔牛を買い取るシステム)で資金を調達する独自のビジネスを展開し、高配当で人気を博し、会員数は3万人を超えていた。

 7月20日に取引先へ支払猶予の通知を出すことで打開策を模索してきたが、8月1日には弁護士へ債権債務の調査を依頼したことで債権者からの問い合わせが殺到するなど混乱状態になり、事実上営業を停止していた。

 また、出資者が弁護団を結成する動きを見せている。17日に神戸で、19日には東京でオーナー、債権者を対象にした説明会を開く予定。

◆業績推移◆
          売上高   利益金     
平成21年3月期   713億   2億2214万

平成22年3月期   784億   3億5024万

平成23年3月期   1027億   5億


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