ホンダがASIMOの福島投入を検討との報道

 かつて話題となった、ホンダの二足歩行ロボット「アシモ(ASIMO)」が、東京電力福島第一原子力発電所の現場に投入される可能性が出てきた、と朝日新聞が報道している。

 進んでいると思われてきた日本のロボット技術。福島第一原発で人間が作業できない場所などでの作業を期待されたが、できないことがわかり国民を失望させたこともあった。

 ホンダの「お客様相談センター」には次のような質問が寄せられていた。

「ASIMOに原発事故処理をしてもらえませんか」との問いに対して、ホンダは「将来人の役に立つべく開発をして参りましたが、残念ながら現状では、ご要望をいただいた様なことができる技術には至っておりません。何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます」と回答している。

 だが、今回の報道によると、アシモの技術を応用して、足場の悪い現場でも対応できるように、二足歩行ではなく、タイヤなどを使うと見られるという。

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