英国「スピード一家」の記録への挑戦は失敗に終わる

 14日、英国南ウェールズで、電気自動車の世界最高速度を目指す挑戦は、走行中に車体アクシデントが発生し失敗に終わった。

 チームは、これまでの最高記録137マイルを超える150マイルを目指したが、サスペンションに異常があったようで右前輪が沈んで車体が砂にめり込んだ。チームは続行は難しいト判断し、ここで挑戦をストップする決断をした。

 チームの長であるドン・ウェールズさんは「不運な出来事だった。(ドライバーの)ジョーが安全だったことだけは良かったが。だが、まだこれで挑戦は終わりではない」と語った。

 ウェールズさんは英国で、自動車やモーターボートの最高速度記録を樹立する一家の3代目として有名。故マルコム・キャンベル氏はウェールズさんの祖父にあたり、祖父、父、自身の3代で合計9回の記録更新をしたという。今回成功すれば10回目の記録更新となったが、仕切り直しとなった。


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