ガガのドレスも!シンガポールから羽ばたくファッション 

 このコラムでも紹介した「マリーナ・ベイ・サンズホテルの空中のインフィニティプール」はとても反響を呼びました。シンガポールでは、ホテルだけでなく、新しいモノ、ビジネスがどんどん成長し、世界に羽ばたいてもいます。ファッションもまた然り。


 ファッションにおけるアジアのハブを目指し、5月に開催されたASIA FASHON EXCHANGEは、ミッソーニやクリスチャン・ラクロワの華麗なドレスがランウェイを飾ったAudi Fashion Festivalをはじめ、アジア・ファション・サミットやアジア中の若手デザイナーが競うStar Creation、トレードショーであるBlue Print など実に多彩なイベントでした。アジアの若手が羽ばたく舞台である今年のAudi Young Designer Awardでは24歳の日本人デザイナーが受賞し、話題を集めました。


 また、レディ・ガガやアンジェリーナ・ジョリーなどのセレブ達のドレスを手がけ、ロンドンを拠点に活躍するアシュレイ・イシャム氏もシンガポール出身のデザイナー。東南アジアの伝統芸能からヒントを得た装飾を施した「女神のガウン」が有名です。シンガポールの「フラントンホテル」内にブティックには、ジュビリーで高額なドレスから100S$以下のセカンドラインのTシャツまで揃っています。

 まだまだ若手のデザイナー達のブティックやセレクト・ショップが揃うのは、アラブ人街近くのハジ・レーンHaji・Lane。周辺は生地や民族衣装などのローカル色の強いお店が多いエリアですが、このハジ・レーンは、古い建物に洒落た店舗が入り、ちょっと代官山か青山を散歩するような感じ。竹100%の繊維を使った服 や、斬新なデザインの服などが並びます。ファッショナブルなカフェやバーもあるので、ショッピングにオススメの場所です。成長の勢い著しいシンガポール、ファッションでも若手の切磋琢磨ぶりが伺えます。



(取材協力・画像提供/シンガポール政府観光局:http://www.yoursingapore.com/)

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