景気後退の可能性は50%以上(ルービニ教授)

 金融危機を的中させた経済学者のヌリエル・ルービニNY大学教授が、日米欧がリセッション(景気後退)する可能性は50%以上だという考えを示した。

 米ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで答えたもので、ルービニ教授は兆候はこれから2~3カ月で現れるのではないかとして、リセッションする可能性は50%以上との見解を述べた。

 そうした自らの予測に沿って、自身は資産の大半を現金で持っているそうだ。「わたしの調査会社に洗練された富裕層の顧客がいるが、先月、10億ドル(約770億円)の金融資産すべてを現金に投じることに決めた」としている。

 そうした先行き不安を感じる投資家が多いためか、連日のようにNY商品取引所の金先物市場は、最高値を更新している。

 ルービニ教授は金については「リセッション時にも、他のリスク資産と違って商品相場は崩壊しない。ただ、わたしは高インフレについては懸念していない」とした。

 その上で、今後の金先物価格については、さらなる上ブレの可能性があることを示唆している。


ヌリエル・ルービニ教授

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