19日のニューヨーク株式市場は続落し、ダウ工業株30種平均は前日比172.93ドル安の1万0817.65ドルで取引を終えた。
ダウは朝方は反発してプラスで推移していたものの、欧州財政の不安から欧州市場の株価が下げていることで、売りが広がり続落した。特にコンピュータ大手ヒューレット・パッカードがパソコン部門の切り離しを発表したことで、大きく値を下げている。
ナスダック総合指数も続落し、同38.59ポイント安の2341.84だった。
また、19日のニューヨーク商品取引所の金先物市場は続伸し、取引の中心となる12月限月物は前日比30.20ドル高の1オンス=1852.20ドで取引を終え、史上最高値を更新した。