正直日本、津波で行方不明の23億円が所有者に戻る

 3月の東日本大震災で起きた津波の影響で、行方がわからなくなっていた金庫、財布など合計6500万ドル(約50億円)が見つかり、そのうち2900万ドル(約23億円)が元の所有者に戻ったという。

 日本の警察庁が発表した事実と数字だが、特に海外メディアが大きな関心を持って報道している。米3大ネットワークのABC、英高級紙ガーディアンなども報道しており、ガーディアンは「被災者が“再会”」と奇跡のように報じ、デイリーメールは「正直な日本」とした。

 津波で「行方不明」になっていた財布、金庫が見つかり、警察庁によると金庫5700個と、多数の財布が見つかったという。現在、元の所有者に返った金額としては2900万ドルになるのだという。残りは警察で管理しているのだという。

 日本よりも海外で大きく報道されている点が、日本人の性格をよく反映しているニュースだと言えるだろう。

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