ジェイコブス氏側がLVMHと今週中に会談

 仏高級ブランド、ルイ・ヴィトンのマーク・ジェイコブス氏(48)が、クリスチャン ディオールのデザイナーに就任するかどうかという件で、今週中にジェイコブス氏の弁護士とブランド側の話し合いの席がパリで持たれる予定だという。

 AP通信によると、ジェイコブス氏はこれまでにもLVMH会長のベルナール・アルノー氏と会談したとも言われているが、今週中に弁護士を交えた正式な話し合いを行うのだという。

 ジョン・ガリアーノ逮捕、解雇以来、ディオールのクリエイティブディレクターは空位。秋までには決定すると言われている。ジバンシィのリカルド・ティッシ氏(37)も有力視されているが、ジェイコブス氏とは役者が違う感がある。

 ただ、ジェイコブス氏は、ルイ・ヴィトンとは今年早々に契約を更新したばかり。まだ契約期間もたっぷりと残っている中で、ディオールへの移籍話は、あまりにも早い。次回の会談は、オファーを正式に断るということになるのか?

 ジェイコブス氏は86年にNYで自身のブランドを立ち上げ、97年にアルノー氏に見出されて、ルイ・ヴィトンのクリエイティブディレクターに就任した。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる