全国の社長の名前で最も多いのは、「佐藤誠」と「鈴木茂」の163人だということが25日、東京商工リサーチの調べでわかった。
この調査は、東京商工リサーチのデータベースから約233万件の代表者データを抽出し、たもの。
社長姓で最も多かったのは、前回に引き続き「佐藤」で3万1910社。2位は「鈴木」の3万817社、3位は「田中」の2万4427社。「佐藤」「鈴木」「田中」が社長姓の「御三家」で、これは3年前の調査と同じ。
都道府県別の構成比でみると、最も「佐藤」姓の比率が高かったのは秋田県の7.0%。「鈴木」姓の比率が最も高いのは静岡県の4.9%。「田中」姓では佐賀県の1.8%だった。
社長の名前では、最も多かったのが「誠」の1万96社。2位は「博」の9428社、3位は「茂」の9190社だった。前回5位だった「誠」が前回1位の「博」を上回った。
同姓同名の社長では、最も多かったのが「鈴木茂」と「佐藤誠」の各163社。3位は「鈴木隆」で154社、4位は「田中博」の145社だった。