オーストラリアのクイーンズランド州、白砂が続くビーチが美しいゴールド・コーストへ。波の寄せる海はサーフィンのメッカ、なんといっても中心地はサーファーズ・パラダイスというのですから。そして、ビーチ沿いに高層ビルがずらりと並ぶのもここゴールド・コーストの特徴です。
中でも、322.5メートルと南半球一の高さを誇る超高層ビルが「Q1」。77・78階にある展望台「スカイポイント」は、観光アトラクションとして有名ですが、居住用のビルでもあって、76階が最高階のペントハウスになっています。
さて、そんな大人時間とは対照的ですが、家族で行って楽しくいかにもゴールド・コーストのビーチの雰囲気が楽しめるのが「ノースクリフ・サーフライフ・セービング・クラブ」のレストラン。ライフガードとライフセーバーは意味が違って、前者はプロフェッショナルで、後者はボランティアなのです。
ライフセーバーになるためには、水泳、パドリング、救助法など訓練を受けて、テストに合格する必要がありますが、年齢制限はなく60歳以上の人も。1年以上滞在していれば国籍も関係なし。家族で参加している人もいて、このクラブはそんなエリアのボランティアの拠点なのです。10月には競技会もあって、優秀なライフセーバーは地域の尊敬の的です。エリアできちんとサポートするクラブがあるのは、見習いたいもの。
こちらのレストランは、海のまん前、明るくてカジュアルなダイニング。売り上げの一部は、ライフガードやライフセーバーのサポートに。朝ごはんを食べましたが、A$13.9の朝食セットは、ソーセージやベーコンに目玉焼き2つ、ハッシュドポテトがどんとお皿に載って、さすがたくましいライフセーバーご用達。潮風を感じながらがっつり食べれば、一日元気に過ごせること間違いなしの朝ごはんでした。(ノースクリフ・サーフライフ・セービング・クラブ http://www.northcliffesurfclub.com.au/)