外資系保険のガン保険「売り止め」の噂の真相

コストカットでCMを手控えただけ?


 日本で3月と言えば年度末にあたり、また新年度への移行時期で、役員が離れるということは考えられない。現場は当然浮足立ったが、火消しのために「社員対象の放射性物質に関しての研修が行われたそうです」(前出の関係者)という。外資系保険会社がいかに、原発事故に対してナーバスになっていたかがわかる。ちなみに、新入社員にも原発事故の研修を行った社もあるそうだ。

 ただテレビCM出稿が激減しているという件に関しては「震災後はどこの企業もテレビCMを手控えたからでしょうし、よりシビアに経費カットを目指すと広告費ということになりますよね」と国内保険大手の中堅社員は話す。

 そこでツイート中で最も問題となるのが、ガンの発症率が上がっているために売り止めしているという点だろう。もしも、本当であれば衝撃的だ。国内大手中堅社員は「あくまで想定上、計算した可能性はありますが、そこまで化学的な裏付けを保険会社が持つことはできないのでは」と否定した。

 震災後に相当にナーバスになっていた様子は伝わってきた。しかし、ツイッター発言を裏付けるだけのものはないようだ。震災後からどの企業もテレビCMの出稿を見直していることから、こうした話につながった可能性はある。

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