BOA株で1日137億円の含み益、きっかけはバフェット氏

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、大手銀行バンクオブアメリカ(BOA)に50億ドル出資し株価が上昇したことで、ヘッジファンドでは最も同社株を保有するフェアホルム・キャピタルが1日で約137億円の含み益を出したことがわかった。

 米時間25日にBOA株は1株6.99ドル(終値)、翌26日に8.80ドル(最高値)まで上昇。

 SEC(米証券取引委員会)への提出書類によれば、フェアホルムはBOA株を約9900万株保有。25日時点での時価は6億9200万ドル(約531億円)で、26日が8億7120万ドル(約668億円)で、差し引き約137億円の含み益が出たことになる。

 もちろん、他にもデビッド・テッパー氏、ジョン・ポールソン氏、ケネス・グリフィン氏ら大御所ヘッジファンドマネージャーもBOA株を数多く保有。バフェット氏優先株取得というニュースは、ヘッジファンドをも助けていたことになる。

 ヘッジファンドマネージャーに人気があるBOA。フェアホルム創設者のデビッド・バーコヴィッツ氏が、なぜBOA株を保有するかについて、ウォールストリートジャーナルの取材に応じ、「バランスシートの資産が評価され始めてもいいころだ。潜在的なリターンが大きく、財務状況がこれ以上悪くなるとは思えない」としている。

 ただ、合併の噂が出るなど地位は揺らぎ、資本不足に陥る懸念から、JPモルガンとの合併の噂も出たほどだ。今回は、本当にバフェット氏に助けられた形だ。

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