ドイツのボンは29日から、売春婦に対して「パーキングメーター」を導入して税金の徴収を開始した。
英紙ザ・テレグラフによると、ドイツは売春婦も所得税を支払ってきたものの、路上で客引きをする売春婦から納税させることが困難だったために、ボンの行政当局は、パーキングメーターのような機械を導入して、営業に必要なチケットを購入して、違反した場合には罰金などが課されるという。
また同時に、営業区域、営業禁止区域を明確に決めており、当局の警備員が巡回して取り締まりするという。
同じドイツ国内でもドルトムントは、ガソリンスタンドで営業権のチケットを買うというシステムになっているようだ。
チケットは1回あたり約700円で、ボンはこの制度を導入することによって、年間3300万円以上の税収増となることを見込んでいる。