4年後、アジア富豪の半分が中国人に

 スイスの著名なプライベートバンク、ジュリアス・ベア・グループなどの調査によると、2015年までに中国人で個人資産が100万ドル(約7600万円)を超える富豪の総数は140万人に上り、日本を除くアジア諸国の富豪層数において、半数以上を占める見通しであることが明らかになった。

 報告書では、アジア諸国の10大経済地域で、2015年までに富豪(資産100万ドル以上)の数は現在の倍にあたる、280万人に上り、このうち140万人を中国が占めるという予測をしている。また、アジアの富豪が所有する15兆8100億円(1200兆円)の資産のうち、8兆7600億円(673兆円)を中国人が所有する計算だ。(10大経済地域とは、中国、韓国、対、インドネシア、シンガポールなど日本を除く国と地域を示す。)

 調査に当たった担当者は「アジア諸国の富の増加をけん引しているのは、数字を見て明らか通り中国です。」と話す。中国は昨年1年間で5万2000人もの富豪を産出している。

 ちなみに、全世界的に見ると、アメリカが1位、続いて日本、ドイツ、4位に中国となっている。

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