嵐のような1カ月だった8月の米国株式市場。どの銘柄が最もリターンが良かったのか、また、何が最もリターンが悪かったのか。
米CNBCがまとめたデータでは、パフォーマンスが良かったのはモトローラ・モビリティ(MM)、リサーチ・イン・モーション(RIM)の通信関連銘柄が目立った。
MMはグーグルによる約125億ドル(約9600億円)という巨額の買収が成立。株価は月間で68%という驚異的なリターンで、年初からのマイナスを補って余りある戦果をおさめている。
また、RIMは人員削減を発表し、またMMの買収話に便乗したような形での上げとなった。ただ、年初来では、まだまだ大きなマイナスとなっている。
ヒューレット・パッカードは利益率が低いとされるPC部門分離を発表したことによって評価を下げてしまった。
◆S&P500 8月 年間
・勝ち モトローラ・モビリティ 68.54% 29.62%
・負け メトロPCS -31.45% -11.64%
◆ナスダック
・勝ち リサーチ・イン・モーション 29.96% -44.11%
・負け ネットApp -20.83% -31.55%
◆ダウ
・勝ち マクドナルド 4.54% 17.78%
・負け ヒューレットパッカード -25.99% -38.17%