ギリシャ国債2年物利回りがついに50%突破

 債券市場が大荒れとなっている。ギリシャの2年物国債の利回りが5日、ついに50%を突破した。

 8月に欧州の財政破たん懸念が根強くなって、ギリシャはすでに40%を超えていたが、ついに50%を突破。また、イタリア、スペインの10年物国債の利回りも5%台を超えた。

 その一方で、米国10年物の利回りは9月2日で1.99%と下げ、同30年債も3.31%と下げている。

 米運用会社PIMCOのビル・グロース氏も米国債券を一時全部売り払ったが、後に失敗であることを認めたように、逃避先となっているようだ。

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