日本たばこ産業(JT)は6日、東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、黄色種葉タバコの検査が完了し、社内暫定基準値を超えたものはなかったと発表した。
2011年産の葉たばこの収穫開始を控え、放射性物質検査を8月中旬から開始し、黄色種葉たばこの検査が完了。その結果、社内暫定基準値(放射性セシウム: 500Bq/kg、放射性ヨウ素: 2000Bq/kg)を超えた葉タバコはなかったという。
検査対象地域は、茨城、栃木、千葉、静岡の4県(福島県は耕作を休止中)で、各市町村別にサンプル35点の調査を行った。
検査対象物質は、放射性セシウム134、放射性セシウム137、放射性ヨウ素131。JTの社研究所で、ORTEC社製ゲルマニウム半導体検出器を行った。◆調査結果◆