「投資」≠「自己責任」

 投資詐欺など消費者問題に詳しい紀藤正樹弁護士が、自身のツイッターで「『投資』と『自己責任』は=とはならない」との持論を展開している。

 ユーザーからの「投資は自己責任ですよね?」という質問に答えたもので、紀藤弁護士は
そうならないという理由を「問題は投資が自己責任となる場合の基準。投資被害でも勝訴できる場合が多数あるのはまさに基準が問題となるからです」と説明している。

 近年ではワールドオーシャンファーム事件は、投資詐欺として刑事事件化しており、公判で幹部の多くは有罪が確定している。また、大塚ホールディングス株の未公開株詐欺など、今も昔も横行している。投資詐欺事件で、賠償を認められた判例も過去にはある。

 詐欺に掛かった場合は、消費庁などの公的機関、弁護士などの専門家に相談するのは大切だ。しかし、訴訟で勝訴してもすべての出資金額が戻ってくるわけではなく、まずは、「投資」=「自己責任」という認識を強く持って真剣に吟味しない限り、投資詐欺からの「予防」はできないだろう。

 先に東京、神戸で行われた、安愚楽牧場の債権者説明会でも、自己責任と割り切る人、牧場側の責任論を語る人など意見は様々だった。

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