初めて語る、福島第一の過酷な現場作業

 東京電力の福島第一原子力発電所で作業した、建設エンジニア/予備1等陸曹の勝野しんりさんが先日、チャンネル桜「防人の道」に出演し、過酷な現場での作業の様子を語った。

 まず、生活の場はいわき市で、Jヴィレッジで車を乗り換えて、着替えて第一原発に行く。出勤時間は1時間半から2時間だという。そして、作業は、1日で2時間サイクルの2セットで回していくのだという。

 「行ってみて破壊力のすさまじさに驚きました。3号機はがれきが多すぎてロボットも入れないほどだし、線量も高い。みなさん、見えない、聞こえない、知らない、わからない、ということで恐怖がありました」と語った。

 また作業中は、声を出しても聞こえないために意思疎通は無理に近く、1サイクルで1つの仕事しかできなかったそうだ。しかも分厚い防護服を着用しているために、長靴、袖口に汗がたまるくらい、汗だくになったそうだ。

 また、クレーン車などで作業中でも、目視確認が必要なこともあり、高線量の所に出ていくこともたびたびあったという。

 また、人間が入れない場所にバックポッドという偵察ロボットを入れて中で止まってしまった際にも「勇敢な人がいるもんで取りに行きました。本当に、勇敢な人がたくさんいましたね。現場の士気は高いし、立派な方もいらっしゃいます。それをみなさんにも知っていただきたい」と話していた。

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