シンガポールが日本でREIT設立検討

 シンガポールの政府投資公社である「GIC」傘下のグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は、日本でREIT(不動産投資信託)の上場を計画していることが、わかった。近く正式発表される模様だ。

 ロイター通信などが、複数の関係筋の話として伝えたもので、上場のために1000億円以上の資金を調達する方針で、年内までに実施する予定だという。GLP社は、海外の投資家も対象にしたオファーにするつもりだという。

 具体的な内容や取得物件の見通しなどは明らかになっていない。

 日本は低金利ということもあり、他国で不動産投資を行うよりもイールドギャップが高いという認識が海外の不動産投資家にはある。震災後は減少していると言われる、外国人需要が再びもどってくるきっかけにもなり得る。

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