1.3億円無申告のファッショニスタに転換した証券マン

 「プラダ」のビル入店トラブルを処理した報酬約1億3000万円を申告していなかったとして、東京国税局は、元アルマーニ・ジャパン副社長でコンサルタント会社経営のファブリツィオ・ラベツァリ社長(46)を法人税法違反の疑いで、東京地検に告発していたことが21日わかった。

 NHKの報道によると、プラダが大阪市内のビル入居にあたって、ビルオーナーから得た約2億円の報酬を無申告だったという。経費を抜いた約1億3000万円の所得を隠し、4000万円を脱税したとして法人税法違反の疑いで東京地検に告発したという。

 ラベツァリ社長は1965年に伊ミラノに生まれ、南山大学経営学部経営学科を卒業し、イタリア語、英語、日本語は堪能。

 欧州最大の国債ブローカーのMTS日本支社長を務めるなどした。その後はファッション業界に転じて、ジョルジオ・アルマーニ・ジャパン副社長などを経て、現在は経営コンサルタントとして活動している。

 自身のブログには「ファッショニスタに転換した証券マン」と自称している。


ファブリツィオ・ラバツァリ社長のブログ

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