米経済誌フォーブスは22日、米国の長者番付を発表し、1位は昨年に引き続きマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(55)だった。上位10人はいつものおなじみの顔ぶれだが、上位20人で見ると、新たな顔ぶれが目立ち、世代交代近しという印象を受ける。
ビル・ゲイツ氏は総資産590億ドル、2位ウォーレン・バフェット氏に200億ドルの差をつける圧倒的な強さだった。ウォルトン一家、コッチ一家など顔ぶれにそれほど変化はなかった。1~10位までの順位は次のとおり。
1 ビル・ゲイツ(55) 590億ドル
2 ウォーレン・バフェット(81)390億ドル
3 ラリー・エリソン(67) 330億ドル
4 チャールズ・コッチ(75) 250億ドル
5 デビッド・コッチ(71) 250億ドル
6 クリスティー・ウォルトン(56) 245億ドル
7 ジョージ・ソロス(81) 220億ドル
8 シェルドン・アデルソン(78)215億ドル
9 ジム・ウォルトン(63) 211億ドル
10 アリス・ウォルトン(61) 209億ドル
ただ一方で11位以下で目立つのは、フェースブック創業者で14位のマーク・ザッカーバーグ氏で175億ドル。ライバルであるグーグルの創業者2人、15位セルゲイ・ブリン167億ドル、15位ラリー・ペイジ167億ドルを抜き去った。
米国ランキングベスト10入りも遠くはない未来に実現しそうな予感だ。他には13位ジェフ・ベゾス191億ドル、17位ジョン・ポールソン155億ドルらもいる。