スマートフォン市場で、米リサーチ・イン・モーション(RIM)のブラックベリーは、アンドロイドやiPhoneの後塵を拝しているものの、ユーザーの年収レベルではブラックベリーが最も高く平均8万4439ドル、また、年収15万ドル以上も11.3%と最も多かったことが、米プロスパーモバイルの調査で25日わかった。
まず、年収15万ドル以上では、ブラックベリー所有者は11.3%。アンドロイドは7.2%と割合が低下する。アイフォーンは10.9%だった。年収平均で見ると、次のようになる。
ブラックベリー 8万4439ドル
アンドロイド 7万3607ドル
アイフォーン 8万2683ドル
職業属性でブラックベリーは、専門職、もしくはマネージャーの割合が多いということもあり、年収レベルが高くなる傾向にあるようだ。
だが、アプリやマルチメディアなどではアクティブユーザーとは言えない。アイフォーンユーザーの21%は、ネットフリックスを利用しているが、ブラックベリーは10.6%にとどまっている。また、アイフォーンユーザーは85%がアプリをダウンロードしているが、ブラックベリーは59.5%にとどまっている。
プロスパーモバイルは、ブラックベリーの方が年齢層が高いことが理由だとしている。