ゴルフでもイチローは出現するか?
日本のスポーツ選手の憧れイチロー選手
「日本のゴルフも最近はレベルアップしています。招待選手が日本のツアーに出場した時でも、調子が悪いと予選を通らなくなってきています。日本のレベルは招待選手が一番わかっているでしょう。海外で活躍するなら、今田(竜二)選手のように小さい時から行っている方がいいと思います。これからは10代、20代で最初から向こうに住んでプレーする人がたくさん出てくるでしょうね」
話に出てきた今田竜二選手は14歳で単身渡米。アマ時代はタイガー・ウッズ選手のライバルとして、また現在はツアーで活躍して、成功例として認知されている。また、最近はゴルフ以外のあらゆる分野で早期に子供を海外に出す親が多い。その選択肢は正しいのか?
「僕は日本のツアーでやるのが好きだし、(自身が)向こうでずっとやるのは合っていないと思います。日本のツアーもレベルは高いし、自分がやることさえわかっていれば、メジャーでも成績は残せるということがわかりました」
たとえ日本にいても、海外で結果を出せる片山選手のような人は存在する。とにかく海外へ、ということではなく、「合う」「合わない」で判断するべきだろう。ゴルフ版イチローは近い将来、きっと誕生しているはずだ。(終わり)