キンドル・ファイア(Kindle Fire)は実は大赤字だった!?
米アマゾンが発表したタブレット端末キンドル・ファイアは199ドルという魅力的な低価格をうたったものの、実じゃ製造コストが209.63ドルという、売れば売るほど赤字が拡大することが10月1日わかった。
ロイター通信によると、調査会社IHS iSuppliの調査結果でそのような結果が出たといい、アマゾンの広報担当者に回答を求めたがコメントはなかったという。
そうなると、アマゾンの狙いが何かが気になるところだが、販路拡大のためではないかと見られる。元々が機械メーカーではなく、書籍などのEコマース企業であるために、そう考えれば納得がいく。
また、キンドル・ファイアの特徴の一つとしては、アマゾンのサービスへのアクセスしやすくなるというものもある。
さらに今後は、書籍や音楽パッケージだけでなく、ビデオストリーミング、音楽配信などの分野でネットフリックスやアップルの後塵を拝しており、こうした分野への食い込みも今後は考えているのではないか、としている。
キンドルファイアを発表する
ジェフ・ベゾスCEO