JRA(日本中央競馬会)は4日、日本競馬史上最強馬を言われた7冠馬シンボリルドルフが死亡したと発表した。30歳だった。
現役引退後は北海道のシンボリ牧場で種牡馬として供用され、種牡馬引退後は、千葉県成田市のシンボリ牧場で繋養されていた。3日夜から体調を崩しており、治療を行ったがそのまま亡くなった。
シンボリルドルフは史上初の無敗の3冠馬となり、有馬記念2度、天皇賞春、JCを優勝。6歳を迎えて米国遠征を行ったがレース中に故障し、そのまま引退することになった。
引退の翌87年に競馬の殿堂入りを果たした。通算成績は16戦13勝。
種牡馬となってからは、2冠馬トウカイテイオーなどを輩出した。