秋葉原の「自炊の森」が閉店へ

 コミックなどの著作権問題が議論となっていた店舗「自炊の森」(東京・秋葉原)が近日中に閉店することが4日わかった。

 「自炊の森」は閉店の理由について、「経営上の問題であって、現在問題になっております自炊代行の問題とは一切関係がございません」としている。
 
 同社は、ユーザーが本を持ち込んで自炊と呼ばれる、本をスキャンするセルフサービスなどを提供。また、店内のコミックをスキャンしてデータを持ち帰るサービスも提供していた。著作権が問題視されていたが、店側は私的複製と主張していた。

 先日、講談社など大手出版社が、自炊代行業者に質問状を送付。回答した8割の業者が事業を縮小する方針を示していた。

 ただ、「自炊の森」は、その質問状は送られていないとしている。

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