ふくいちライブカメラ「指差し男」が東電会見出席?

 東京電力福島第一原発の「ふくいちライブカメラ」にアップで映った、いわゆる「指差し男」。新聞やTVでも大きく取り上げられたが、その正体が、東電本店で行われた会見に出席したフリージャーナリストの男性ではないかという声が出ている。

 「たけうち」と名乗るこのフリージャーナリストの男性は、9月29、30の両日、東電本店の会見に出席したことが確認されている。

 そして、自身が実施に8月に、協力会社の一員として福島第一で働いていたことを会見でも語り、実際に現場に入った人でなければ知りえないことなどを質問していた。

 その一つとしては、公式に取材を受け付けていない理由として「暴力団関係者だと見受けられる方がカメラに映ったりしたら、まずいからという理由ではと邪推してしまいます。わたしが就業していた時も入れ墨のある方を何人か見た」という質問があった。

 東電側は、安全面を考慮しており、作業目的のみでしか受け入れていないことを説明していた。

 また、男性は協力会社にいた当時の身分証のコピーを、東電の松本原子力・立地本部長代理に提示するなどしていた。

 別の出席者によれば、「フリーの記者もたくさん出席はしているので、誰が来ても驚かないが、普通は質問しないようなことばかり聞いていたので、アレッ、とは思った。それ以降は姿は確認していない」という。


男性の身分証のコピー

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