文部科学省は、東京都と神奈川県の放射性セシウム分布図を公開した。東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質の拡散状況を航空機モニタリング調査で調査したもの。9月中旬に測定したもの。
調査結果によると、東京都は大部分が、地表面の1平方メートル当たり1万ベクレル以下。ただ例外的に、奥多摩町、葛飾区の一部では、10万ベクレル以下の所もあった。
また、神奈川県は西部で、十万ベクレル以下の場所も一部にあった。
調査方法は、文科省が民間に委託した航空機が型放射線検出器を搭載して、上空百50~300メートル上空を飛行し、地上の放射性セシウムから放出されるガンマ線を測っている。
福島第一の約10キロ圏は、放射線の影響を強く受けるために行っていない。