香港でデザインを学んでいる19歳の学生が創作した、夭逝した米アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏のシルエット画を発表し、インターネット上で大きな反響となっている。
おなじみのアップルのロゴには、右サイドに欠けている部分が存在するが、この個所にジョブズ氏の横顔のシルエットを重ね合わせるという極々シンプルなもの。しかし、発表してから、想像以上の大反響に作者も驚きを隠すことができないようだ。
発表したのはジョナサン・マックさん。香港理工大学でデザインを学んでいる学生さんだ。
発表したタイミングはジョブズ氏が亡くなる2カ月ほど前だというが、この時は知る人ぞ知るという程度だった。しかし、10月に入り、訃報が届いてから、インターネット上でいっせいに拡散した。
マックさんはロイター通信の取材に、就職の誘いやデザイン著作権の買い取りなどの話が届いたと明かしている。
ただし、本人はそうした意思はないようで、今後もデザインの勉強に励む意向であるという。