中東屈指の大富豪アル・ワリード王子(56)が自身の周辺に、26人のスタッフを抱えていることがこのたび明らかになった。自身が移動する際には、これだけのチームがゾロゾロと帯同することになる。
先日、若いモデルが王子から性的暴行を受けたとしてスペインの裁判所に訴えを起こしていた件で、審理が始まるために、その提出した準備書面に、「犯行現場」だと女性が主張するヨットの船内には、26人もの人間がいたということを書いているという。
米WSJによると、スタッフの主な内訳は次のとおりになる。
1私設医師 2宮殿付きアシスタントマネージャー 3私設アシスタント
4エグゼクティブアシスタント 5執事マネージャー 6執事アシスタント2人
7プロトコルマネージャー 8旅行&渉外マネージャー 9通信アシスタントマネージャー
10王妃付き個人執事 11専属美容師 12運動トレーナー 13専属警備2人
14AV(音響と映像)担当者 15王子付き専属美容師 ほか同行者
上記のスタッフを含めて全部で26人いたという。「犯行現場」はスペイン沖と原告は主張するが、王子側は主張する時間にはその場にヨットはいないと主張。その裏付けとして、証人がこれだけ多数いるんだ、という反論でもある。
大富豪を相手に何かをしようなどということは不可能に近いことがわかるだろう。王子は07年に、世界最大のプライベートジェットを購入したことも知られるが、帯同チームがこれだけいるのだから、必要なはずである。
アル・ワリード王子(左)。中央はルパート・マードック氏