米債券王「わたしが悪いのです」

 米最大の債券運用会社ドPIMCOの最高投資責任者(CIO)ビル・グロース氏は、「わたしが悪いのです」と題したタイトルの投資家向けの書面で謝罪した。

 米金融業界サイトのディールブレイカーがアップした書面によると、同社の債券ファンド
「トータル・リターン・ファンドの運用が低調で、ラテン語の「Mea Culpa」(日本語:わたしが悪いのです)と題したレポートで説明した。

 「朝から夜まで昼夜を問わず働いているのだが、今年は本当に納得のいかない1年になった」と悔しさをにじませた。

 そして、グロース氏は米国債券を購入しなかったことが大きな失敗となったのだが、これについて「インフレ、世界の経済成長率は2%アップすると読み違えた」と説明した。

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