日経報道緩い? オリンパス、元日経専務が役員に

 オリンパスの前社長が解任された件で、読者からは日本を代表する経済紙「日経新聞」と英FT、米WSJなどと明らかに違いすぎると声が出ているが、オリンパスは元日経役員を社外取締役を迎えており、それが理由ではないのか、との声も出ている。

 その該当役員は来間(くるま)紘氏。日経新聞専務から、系列TV局のテレビ愛知社長などを経て、今年6月からオリンパス取締役(社外取締役)となっている。

 まず、一連の騒動を整理しておくと、先週末にオリンパスが行った発表では、経営方針に食い違いが出たために意思決定に関わることを理由にウッドフォード前社長を解任した、としていた。

 しかし、前社長は英FTで、ウッドウォード前社長は、英メーカー買収時の不明朗な支出を指摘するなどしていたことを明らかにしている。

 日経はこうした報道を受けて、ようやく、オリンパス首脳を17日の朝駆け取材で捕まえ「当社の見解は先週の記者会見で話した通り」というコメントを引き出している。あまり厳しい口調の報道はしていない。

 ちなみに、来間氏の役員就任は今年の6月。国内外のメディア対応はもちろん大切な仕事であるが、まさか、今回の件が明るみに出た場合を心配しての起用、と疑われても仕方がない。

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