村上ファンド残党が総会シーズンに向けて暗躍

 6月下旬の株主総会繁忙期を前に、村上ファンド出身者が率いる投資ファンド「エフィッシモ キャピタル マネージメント」が活発な動きをみせ、市場関係者の間で密かに話題になっている。

 夕刊フジの報道によると、同ファンドでファンドマネジャーだった高坂卓志氏が代表者で、「かつての村上ファンドをほうふつさせる」(証券関係者)との声も出ているという。そしてエフィッシモは4月に、「私どもの議決権行使に関する考え方」と題する文書を投資先企業に送付。「株主総会での取締役の選任にあたり、株主資本利益率(ROE)が8%以上であるかどうかを考慮する」としている。

 同社は2006年終り頃に高坂氏ら3人で立ち上げ、2億ドル規模の資金を日本株で運用しているという。村上ファンドと同様のアクティビストファンドをスタートさせたが、村上ファンドのように世間の注目を浴びるような企業への働きかけは避ける方針という。 

 現在保有比率が高い企業は、 ダイワボウ情報システム(42.98%)、新立川航空機(19.71%)、テクモ(18.18%)、学研(19.82%)など。

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