マードック氏が盗聴被害女性に2.5億円支払い

 英日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(廃刊)の盗聴の問題で、親会社ニューズコーポレーションのルパート・マードック会長は21日、被害女児の家族に320万ドル(約2億5000万円)を支払った、とAP通信が伝えた。
 
 ミリー・ダウラーさん(13)は2002年に、殺害され遺体で見つかった。ただ、同紙が携帯電話のを盗聴し勝手に操作するなどしていたことが発覚し、こうした事実を認めている。

 また、今回の支払いに関連して、マードック氏は家族が選んだ慈善団体に160万ドルを寄付することを約束したという。

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