中東の大富豪アルワリード王子(56)が、SNS大手ツイッターの株式2億ドル~3億ドル(約152億円~約228億円)の取得を考えていることが23日わかった。共同創業者から買い取る意向だという。
英スカイニュースによると、アルワリード王子の投資会社キングダムホールディングスをを通して、2億~3億ドル規模の出資を考えているという。
ツイッターは、今夏にも追加で4億ドルの資金調達を行っているために、価値は80億ドルと見積もられている。もしも、キングダムが2億5000万ドル分を保有するならば、3%のステークホルダーとなる。
王子の妻アミーラ・アル・タイール王妃が、ツイッターで発信を行っており、現在3万人以上のフォロワーを持つなどしている。
ただ、創業者から買い取るとあるが、エヴァン・ウィリアムズ氏、ビズ・ストーン氏ともにどちらもツイッター社の第一線からは退いているために、買い取ることはさほど難しくないのではないか。
キングダムホールディングスは現段階では何もコメントしていない。王子の資産はフォーブスの推計で196億ドル(約1兆5000億円)で、世界で26位にあたる。
アル・ワリード王子、アミーラ・アル・タイール王妃
(ツイッターより)