「Japanese camera giant in mafia kickbacks claim」。
米3大ネットワークのABCが、オリンパスの一連の騒動について、マフィアが関与している可能性について25日報道した。
解任されたウッドフォード前社長は、英ジャイラス社買収の際にアドバイザーに対して支払った6億8000万ドルは一般的な相場の値段を超えるもので、しかも取締役会の承認決議もなかったと指摘していた。
そしてさらに問題にしているのは、金額以上にアドバイザーの存在。ケイマン諸島に籍があったものの後に、登記抹消となっている点だった。
ABCによると、解任されたウッドフォード氏はは、そのお金が日本のマフィアに渡ったかもしれない、ということを恐れているといい、「この取引はひじょうに特殊で、背後に何か組織が絡んでいるのかどうか、感心がある」と述べたそうだ。